アザミ

つつじも終わり、アイリスや菖蒲が咲いています。
でも私にとってこの時期の花といえば、アザミ。
先日実家の山に帰ったとき、道端には紫のアザミがたくさん咲いていました。
可憐でずっと見ていたいような花ではないけれど、昔からの変わらない姿があるように思います。とげはかなり鋭く、摘む時に痛い思いをしました。
改良などされず、新しい品種もなく、素朴に咲き、とげで自分を守る。いい顔をしないで、自分は自分で守る。そういうの、好きです。

たまたま摘んだ一輪に、さなぎが引っ付いていました。
よく見るとその足になるだろう所が、「金色」なんです。すごい。
蝶が出るか、蛾が出るか分かりませんが、様子を見てみようと思います。