蓮華祭りin宇和

噂には聞いていましたが、蓮華の畑で祭りを行うって、どんなもの?何すんの?
宇和までは海岸をひたすら走り、途中新しくできたトンネルをいくつか抜けると、蓮華の香りがしてきました。そこらじゅうの田んぼのあぜ道には、数え切れないほどの車が路駐!ま、そこが駐車場代わりだったようですが、こんな田舎にすんごい人が集まるとは〜!結構賑わっているじゃありませんかっ。


ほ〜、爽快。これだけ咲いていると本当に蓮華の花の甘い香りがします。ミツバチもこれに寄って来るんだなぁ。この蓮華畑の中には自由に入って良いようで、真ん中の方で敷物を広げてお弁当を食べている人たちもいました。
  
子供たちも喜んで走り回っていました。この日のために牛とかウサギとかヤギとかも借り出されていました。ヤギの子供たちは人間の子供たちに驚いて逃げたりしていましたが、さすがに牛は「ふんっ!なんであたしが子供を乗せて歩き回らないといけないのよっ!」とばかりに、背中に乗せた子供がびやぁ〜っと泣くと頭を持ち上げて、いやいやぁと首を振っていました。牛さん、ご苦労さんです。
  


そういえばこのお祭りでは、泥んこサッカーが名物なのでした。行くまでは冗談半分「泥んこサッカーに参加したい!」と思っていたのですが、もちろんチームに入っていない自分は見てるだけ。でもね、面白そうでしたよ♪どろどろになって、びしょびしょになって、きっと口の中にも目の中にも泥水が入ってるんでしょうけど、リスク(?!)が大きい分、周りの観客も大喜び。いけ〜!ゴールだ〜!こけろ〜!!
  
そんなに泥だらけになって、何が面白いかいねぇ。せっかく寝てたのに起こされちまった・・・
ぴょこっと出てきたアマガエル。この祭りが終わったら、田んぼも田植えの準備にかかるのかな。もうすぐしたら君らの天国だぜ。


地元の人たちの屋台もたっくさん出ていました。まさにお祭り。こういうのが楽しいんだよねぇ。行き交う人からも「あれ、来とったん?」「うちのおまんじゅう買ぉて〜」「ママ〜、ママ〜(泣)」なんていうのが聞こえて、すれ違いざまに「おぉ!×2」「久しぶり!」なんてのは、ちょっと微笑ましかったりしました。
街中ではなかなか見られない立派なこいのぼり。そういえば自分は、弟のこいのぼりに入って遊んでましたね。当時はこいのぼりをロープに引っ掛けて揚げるのが5月の日課だった気がします。

で、歩き回って見つけた鶏の足!これがお昼でした。ラムネとだなんて、お祭りでしか許されないメニューだわ〜。塩がよぅきいてます。うま!

どうやらでっかいお餅もついていたようですね。向こうの幕には「日本一もちつき大会」と書いてあります。近くまで行かなかったのでよく分かりませんでしたが、餅をもらおうと長蛇の列ができていました。でも、美味しいのかしら・・・


ということで第一弾は宇和の蓮華祭りでした。毎年4月29日に行われているようです。この他にも自衛隊員の演奏とかおなじみカラオケ大会とか、子供たちの喜びそうなゲームとかアトラクション(って言えるかなぁ)もあり、楽しめると思います。蓮華の畑で思いっきり走ってみるのも良いですね。そうそう、ゴミの片付けなどは地元の高校生らしき女の子達が手伝っていて、とっても好感が持てました。みんなで作り上げているお祭りは、参加する方も主催する方も楽しいでしょうね。