野菜が安いと思う理由

昨日の話では、タイトルとのつながりまでちょっと距離があったな。
続きを書きます。



畑を始めてたったの2回しか現場に行っていないけれど、教えられる事はたくさんありました。
なんと学習能力の高いこと(笑)。ほほほ〜。



太陽の下で働くのはとっても疲れる。
たった2時間くらいの作業でも、あまり鍬も使っていないようでも、翌日は体中が痛くてぐったりしてしまいます。
これを毎日続けている人々、どうか休んでくだされ・・・
太陽の力って思ったよりすごいですね。天日にさらされているだけで、かなりのエネルギーを消費します。
だから植物が成長するんだ。太陽が引っ張ってるんだ、多分。



それと水の大切さ。
苗を植えようとした時、ちょうど家には水を入れるようなタンクもなく、あるだけのペットボトルに水を入れて畑に行ったのですが、もちろんそれでは足らず、見かねた畑のオーナーのOさん(オーさん)がタンク2つに水を入れて持ってきてくれました。わざわざ畑から遠く離れたところまで行って。
ありがとうございます(_ _)と同時に、すみませんという気持ちでした。
その水を如雨露に移して苗にかけるのですが、タンクから如雨露に移すとき水がこぼれてしまい、水を無駄にしてしまったのでした。
「ひえぇぇ〜〜!もったいない!」流れた水はもう取り返せませんからねぇ。
日ごろ蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水。でも場所によっては当たり前ではない。
苗だって乾いたら自分で歩いて水のところまで行ってくれたらいいけど、動けないし誰かが世話をしなけりゃならない。
だから今日も夕方雨が降って、すんごく嬉しかったんですよね。
天気が超気になる。



そんな手間ヒマと人件費、肥料代や天気に左右されるという保証のなさを考えると、野菜の一つ一つは安いな、と感じたのでした。