匂い

mikkin2006-03-09

春は良いですね。
一年で一番好きな季節です。
ここ最近気温が上がって、春らしくなってきました。
朝も夜もそんなに冷え込んだりせず、一雨ごとに暖かくなってきていますね。


お堀は梅と寒桜が満開です。
その香りに、花粉症も忘れて花のまん前で大きく息を吸っています。
花だけでなく、柳の新目も見えるようになり、風に流される柳の線も、
冬の茶色いか細い線から、黄緑の芽が付いた生き生きとした線になってきています。


梅にも色々と種類があるんですね。白梅・紅梅・一重に八重。
私は写真の白い一重のものが好きです。
梅って、豪華と言うよりも、
一重で、シンプルに、凛と、寒さの中に咲いているのが
潔いと思うんです。


学生の頃、新芽の木々をくぐり抜けて通っていた、あの匂いが思い出されます。
花の香りではなくて、土から新しい芽が出る匂い、
けっして甘くはないけれど、生命(いのち)を感じる匂いがしていました。
暖かな日差し、眠っていたものが大きなあくびをして、両手を広げて新しい空気を吸っている、
春にはそんなイメージがあります。


最近では街中でもいい香りがしています。
あ、これは沈丁花
また、この季節になったな、と思います。
と思いきや、別の方向からはなんとも言えないインドカレーの匂いが…


カレーは年中大歓迎(^0_0^) インド\(^o^)/