雨・雨・雨

よく降りますね。
ここ最近の雨の降り方は、昔とは違ってきているように思います。
雨の音を「しとしと」なんて言っていましたが、今では「ざぁ〜」っと言ったほうが適当だと思います。色々な環境の変化が気候をも変化させ、言葉さえも変えてしまいそうです。それもこれも全て、人間がしてきたことの積み重ねなのでしょうか。


旅から帰ってきた次の日、街を歩いていて思ったのですが、この辺は日本人しかいませんね。不思議な感じがしました。途中インド人の親子を見て、「あぁ、いた」と、安堵にも似た感覚を覚えました。マレーシアでは、マレー人、中国人、インド人、インドネシア人そして日本人etcと、様々な人種が見られました。また様々な言葉が飛び交い、マレー語で注文、厨房では中国語、客とは英語で話し、従業員同士ではインドネシア語、ということが常でした。シンガポールでも、家庭では中国語、仕事では英語というように、使い分けている人が多いようです。
日本にいる日本人は英語が話せなくても支障がないし、人種もそんなに混ざっていないので日本の常識があれば過ごせると思います。でもある意味、可能性を生かせていないように感じます。色々な人や言葉に出会う機会があれば、それなりに語学も身につくし、文化や歴史、その国の人の考え方も知ろうとすると思うのですが、そのチャンスが少ないと思います。
今回は行ってみて、たまには住んでいるところを離れてみるべきだな、と思いました。
幸いにも知り合いを尋ねての旅だったので、観光よりもその土地に住む人達の、リアルな生活が見られたことが良かったですね。日常にどっぷり浸かっていたら、それが全てになってしまいそうで、少し怖い気がします。
まだまだ自分の知らない場所がある、見た事のない物がある、聞いた事のない音がある、と思うと楽しくなりますね。できれば、どんどん飛び出して行きたいですね。お金と時間があれば…