大人の環境

先日は子供の育つ環境について書きました。物理的な環境だけでなく、友達とか先生とか近所の人とか、人間関係も大いに人格形成に影響すると思うのですが、これはもちろん大人にも言えることだと思うのです。
60代の人と話をする機会が増えたのですが、聞いたこともない言葉をよく耳にします。ことわざだったり、学生運動のことだったり、昔の歌だったり。普段の生活では、付き合う人の年齢層って自分と似ていて、会話の内容や笑いのつぼも同じなのですが、年齢が違うと考え方も見方も違うので、どこで笑っていいのか悩むこともあります。でも、これはかなり貴重な体験ですよ。同じ60代でも親と話しているのとはまた違って、なんだか説得力があります。話の内容をもっと覚えていられたらいいんですけどねぇ。6割方空気に消えて飛んでいっていますが・・・大人も付き合う人によって変わります。


そうそう、馴染みの洋服屋さんのお姉さん曰く、
「最近数読(スウドク)にはまっててね〜。一時期はず〜〜っとやってたんだけど、そうなると本を読まなくなるね。ちょっとやめて、本でも読んで自分の心を磨かんといかん。」
ある方は
「何でもきちんと決められたとおりにできる子供は、心が動かないんですよね。遊ばない、ゲームもしない、音楽はクラシックだけ。そんな子は人の気持ちがあまり分からないと思う。」


ん〜。うまく書けないのですが、曖昧なところが人間らしいと言うか、gray areaは誰にでもあって、決して偶数の割り算のようにスパッと割り切れたり、オセロのように白と黒にしかならない、ってことはないんだな。
白と黒が混ざったとき、どんなに計算しても割り切れないとき、どう行動するかが問題なんですなぁ。そこでまた、年配の方の言った「自分の信念を持って生活すべし」という言葉に、自分の生き方・行き方・活き方を思う自分がいるのです。


あ、そんなには悩んでないです。基本、Happy Daysで。