昭和15年

mikkin2006-04-23

先日ばぁちゃんは、ひょんなことから写真の入ったダンボール箱を持ってきて、昔の写真を見始めました。
本当は母から頼まれた写真を探していたのですが、案の定見付けられず、というかその前に、昔なつかしい写真を見ては、その頃のことを話していました。
手に持っているのは、昭和15年の小学校卒業の時の写真。
私はばぁちゃんがどれかを言い当てることができませんでしたが、母はさすが、どの写真でも分っていました。


「この中で、もう6、7人しか残ってないわい。」
一瞬、えっ?と思い、それは自分も先が見えてきているという意味なのかな、と思いました。
でも年をとったら亡くなるというのは、ごく自然なことなんですよね。だから、うちのばぁちゃんが、病気もせず80歳になるまで畑で仕事をしたり、自分のことは自分でできているということは有難いと、感謝しなければいけないな〜と思ったのです。
病気になる人、事故にあう人、いろいろある中で、入院もしたことがないなんてかなりラッキーな人生ですよね。
お年寄りは、骨折が一番危ないので、これからは転ばないように気をつけてもらって、生きている限りは楽しく穏やかに過ごしてもらえたら、それだけで十分です。