ということで田舎に到着。母はこの時期が苦手だと言います。木々の新芽の匂いがきつすぎて気持ち悪いとか。分からんでもないです。春先、季節の変わり目に体調を崩すという人は意外と多いようです。しかし、そんなこと言ってる場合じゃございません!早速蕨を採りにLet's go!

お、生えてる♪あっちにもこっちにも。
蕨に釘付けになって足元を見るのを忘れちゃいます。なので不意に足がズボっと入ったり、ずるっとこけたり。
そんなのお構いなし。一緒に来ていた叔母は蕨以外にも収穫あり。「すいこんぼう(イタドリ)も食べるの?」「結構おいしいんよ」「へぇ〜。ただの草かと思ってた」
  
人の住むエリアを通り抜けて登りますと、見晴らしもいいもんです。背の高いヒノキも沢山。山の世話も高齢になる親にとっては一仕事。しかし子供たちのためにと未だに苗を植えているようです。ある程度大きくなった木は森林組合を通して売りに出し、その後に小さな苗木を植える。20年後が楽しみです。
  
ここにたどり着くまでに何と沢山の野いちごの花を見ただろうか!この花、ぜ〜〜〜〜んぶが野いちごになったら・・・と思うと「このいちご とられません」と立て札を立てたいくらいです。昔母が野いちごを積んでジャムを作ったのを思い出しました。自分もやってみたい。何月ころ実がつくのか要チェックです。
  
お次はお手伝い。椎茸採りです。今年はこれで最後。暖かい時期はあまり生えないようで、また冬になって空気が湿った時期を待ちます。今年新しく菌を植えた木もあり、品種の違う椎茸は見た目も歯ごたえも違います。椎茸の話題は何度か書きましたが、次は来年になりそうですね。

ぜんまいに雄雌があること、知っていましたか?私は山育ちであるにもかかわらず初耳でした。お母さん、なんで教えてくれんかったんよぉ〜、と恥を知る私の横で叔母が「あ、これゆりねよ。これにも雄雌があるんよ」って、えぇぇ、それも知らんかった。なんでかなぁ〜。まだまだ山のことは知らないことばかりです。
  
家に帰ってくるとここもまた花盛り。ボタンの花を見るとやはり思い出すのは花札!(そ〜かぁ?)
石楠花も花の命が短い方ですね。タイミングがよくなければ見られません。そういえばどこか、久万の方に石楠花が沢山咲いているところがあったような。公園だっけ?ちょっと不明ですが石楠花は好きな花です。

これは梨の木。自分が小さいときからあったのでもう30年近くになります。それ以上かな。しかしまともにこの木になった梨を食べたことはありません。実は小さくて虫にやられてあんまり美味ではない・・・それもまぁご愛嬌と言うことで。今は花を楽しみましょう。